2009年8月16日日曜日

IKEA新三郷でスウェーデンを知る

IKEA 新三郷に行ってきた。IKEAは、JR武蔵野線の新三郷駅から降りて5分ぐらい歩いたところにある。IKEAの出入り口は駅から逆側にあって、入りにくい。IKEAに行くのは、船橋店に次いで、新三郷店で2回目だ。

なぜIKEAに突然行こうと思い立ったのか?それは自宅のポストに、IKEAのカタログが投げ込まれていて、それを読んで触発されたのが理由だ。カタログを見ると、安い商品がたくさん載っていて、何か日用品が必要な気がしてきた。僕はIKEAの意図にまんまとはまって出かけた。

実際、安い商品もたくさんあったけど、肝心なものは高かったりした。布団・枕カバーは意外に値が張って、気に入るデザインのカバーは5千円ぐらいで、買わなかった。客寄せのために安いものを準備し、オプションに高いものをまぜるのが、IKEAの戦略かもしれない。

家具に関しての問題は、展示場にある部屋のサイズと、日本の一般的な部屋のサイズが異なること。展示場では合っていても、自宅では合わない可能性が高い。IKEA展示場にある部屋のサイズは10畳程度だが、日本の家屋で10畳ある部屋は珍しい。

結局、IKEAでは何も買わなかった。なぜなら1)家具を買っても置く場所がないこと、2)家具を持ち帰る方法がないこと、3)実は品質が良くないことを思い出したからだ。部屋が狭いので、家具を置く場所はない。電車で来たから、持って帰るのは至難の業だ。以前ボストンにいたとき、IKEAに囲まれた部屋に住んでいた記憶が蘇った。IKEAの製品は、見た目はよいが、よく壊れて、嫌な思い出がある。食器がよく欠け、スプーンが簡単に曲がり、鍋のテフロンがすぐとれた。

新三郷のIKEAには2つ飲食できる場所があって、両方経験してきた。1つが2Fにある「レストラン」で、もう1つが出口近くにある「ビストロ」である。レストランではきちんとした量の食事が食べられるが、ビストロでは軽食しか食べられない。

「レストラン」では、アーモンドケーキ250円とドリンクバー180円を頼んだ。アーモンドケーキは、僕には大味で甘すぎた。もっと甘さを控えたら、おいしくなったはず。ドリンクバーは、ファミレスにあるレベルのものが飲める。ただ氷を切らしていて、氷が使えなかったのは残念だった。


「ビストロ」では70円のソフトドリンクを飲んだ。飲み物は、安いけど、おいしくない。アイスミルクティーは、紅茶の香りがしなくて、本当に紅茶かと思った。また安いのもあって、人が多くて、座る場所がない。入店してすぐにビストロを見ると、IKEAの哲学を体現していることが分かって、あまり買う気がしなくなるだろう。

スウェーデンといえば、IKEAだけれど、IKEAの店内は自分がイメージするスウェーデンらしくない。店内はどこもせわしない。店員も客も、色々な場所で忙しそうにしている。そして大量生産で、画一的だ。本当のスウェーデンはこういう国なんだろうか?

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