2009年8月25日火曜日

レジ袋<<自動車

愛知と岐阜のスーパーのほとんどでは、レジ袋が有料化されている。1枚5~10円で販売され、欲しいと言わないと、レジ袋がもらえない。埼玉県のスーパーでは、レジ袋が有料なのは、生協ぐらいだと思う。

今までは無料で配っていたのに、突然レジ袋だけにこだわって、有料化したのは違和感がある。それは、レジ袋より影響力が大きい「自動車」をわざと見過ごしているからだ。スーパーに買い物に来るのに、中学生や高校生は自転車で来るが、ほとんどの成人は車で来ている。

レジ袋を使うよりも、車に乗る方が、原油消費量が高い。レジ袋は、約20 mlの原油で作られる一方で、スーパーに車で買い物に行けば、往復10 kmだとして、1リットルの原油を使う。結局、車を抑えなければ、目立った削減効果は見えない。「レジ袋の有料化」よりも「駐車場の有料化」の方が意味があるのでは?

日本、とくに愛知県は自動車産業で食っている人も多く、自動車を減らそうと言い出しにくい、と思う。それでも長期的に見れば、資源はなくなるわけだし、電車や自転車でも不自由なく生活できるように、都市を再設計する必要がある。

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