この前の木曜日、僕と新しく配属された学生への新歓が開かれた。夜7時に始まった。ターミナル駅近くの居酒屋に行った。僕は大学から30分かけて自転車でたどり着いた。ちなみにバスで行っても駅まで25分かかる。
みんな飲める人が多かったので、がぶがぶ飲んでいた。僕はあまり飲めないので、いつものようにちびちびやっていた。
体育会系の学生が多く、いちいちビールを注ぎに来るが、それに付き合って飲むのは不可能だ。このビールを注ぐ儀式は、飲める人にはプラスの意味で、飲めない僕にとってはマイナスの意味となる。礼儀のようで、礼儀でない。不可思議なアジア圏の文化の一つだと思う。
挨拶は2回させられた。年を重ねる毎に、話す機会が多くなっていく。僕なんかは、人前で話すのが、苦手だったんだが、やる内に普通にこなせるようになった。あらかじめネタを仕込んでおけば、割と話せるもんである。
1次会の参加者が30人で、2次会の参加者が25人もいた。今いる研究室は、2次会に行くのが、普通にあるらしい。飲めない僕にとっては、あまり好ましくない状況である。そして2次会は午前1時まで続いた。
方向が近い人を2人集めて、家まではタクシーで帰った。2人を降ろしていって、自分が最後に料金を支払ったら、2160円もした。タクシーで帰ると高くつく。節約することを考えると、終電の前までに飲み会を終わって、電車で帰るのが、よい気がする。
僕は次の日も、朝9時から働いた。学生は昼から出てきた人もいるらしい。酒に飲まれて、やりたいことの本質を見失ってはいけないと思う。飲んで騒ぐのが本質の人もいるけれど。