2010年4月29日木曜日

割と忙しい日、研究時間が足りない

連休直前の水曜日、研究時間は少なかった。
  • 朝から学科の会議があって、9時から12時まであった。決める項目は盛りだくさんで、大変だった。どちらかというと、入試だとか教育の話が主だった。研究には直接関係ない。
  • 午後1時から午後4時までは、学部3年生の学生実験だった。教育するのは面白いけど、できあがった系をずっと触っていても、研究にはならない。
  • 午後6時からは学部3年生と教員との懇談会だった。懇談会も大事というのは分かるが、研究ではない。(余談: 懇談会のときに、3人の先生に、学生と間違われた。顔の認知度の低さと若く見られることに驚く)
その合間にちょっとした仕事をこなしていく。日中にまとまった時間がなく、がっつりと研究することはできない。

忙しくしている間に、ゴールデンウィークに突入してしまう。働き始めて約1ヶ月が経つ。この慌ただしく過ぎる日々の中で、研究力を上げていくのが今の重大テーマだ。

2010年4月25日日曜日

研究費申請書を書いている最中

科学研究費補助金(研究活動スタート支援)という研究費に応募しようと思っているので、今週末は週末に申請書を書いた。学内締切は今月末まで。大筋はできあがったけど、まだ完成度が足りない。あと一週間で仕上げないと。

今は助走の段階。設備もそろっていない、自分の研究費もなく、講習会も受けきっていない。物が揃って、飛び上がるまでは、半年から1年。それから安定して成果を出せる段階までは、2,3年かかりそうだ。なかなか先は長い。

2010年4月21日水曜日

自動車を買い、その諸経費・維持費に驚く

今住んでいるところは、公共交通機関が発達していないので、自動車を買った。中古のフィット(ホンダ)を買った。価格は、61万円だった。

フィットにした理由はいくつかある。燃費がいいことを含め維持費が安い;荷物がたくさん積める;車の形が気に入った。

 
車の車両価格は、窓に貼ってあって、よく見えるけど、実際にかかる総額は表示されていないことが多い。見積をとって、ようやく総額が分かる仕組みになっている。車両の価格以外にも、諸経費が多くかかってくる。車検がない車だと、車両価格以外に、諸経費で約20万円かかるのが一般的だ。

車を持つと、いろいろなものが収奪されていく。僕の場合は、車一台持つのに、1年で20万円は払う必要がある。
  • 自動車保険の額が一番大きく、1年で10万円近く支払っている。最初は6等級から始まるので、結構高くつく。
  • 駐車場が次に高くて、月に5千円。まあこれは仕方ないかな。
  • 1年に1回2万円を超える自動車税を払う。
  • 取得時には、車の車庫証明を取る必要があって、警察署に平日に行かないといけない。これは依頼するので、1万円以上かかる。
  • 名義変更を陸運局でやる必要があるが、これも平日にしかいけない。従って、これも依頼する必要が出てきて、1万円以上かかる。
  • ガソリンも必要で、そのときにまた税金を払っている。この税金は何に使われているのか、イマイチよく分からない。
総じて、手がかかるやつを持ったという印象だ。気がかりが増えた。持たないで済むなら、持たないにこしたことはない。

自動車に比べて、自転車は気楽だ。自転車に乗ったり、取得したりするのに、税金(消費税除く)はかからないので、改めて自転車の利点を感じた。ガソリンもいらないので、走るのにお金はいらない。身軽に生きたいなら、やっぱり自転車でしょうね。

車は大変だ。

2010年4月10日土曜日

新歓は2次会、午前1時まで続いた

この前の木曜日、僕と新しく配属された学生への新歓が開かれた。夜7時に始まった。ターミナル駅近くの居酒屋に行った。僕は大学から30分かけて自転車でたどり着いた。ちなみにバスで行っても駅まで25分かかる。

みんな飲める人が多かったので、がぶがぶ飲んでいた。僕はあまり飲めないので、いつものようにちびちびやっていた。

体育会系の学生が多く、いちいちビールを注ぎに来るが、それに付き合って飲むのは不可能だ。このビールを注ぐ儀式は、飲める人にはプラスの意味で、飲めない僕にとってはマイナスの意味となる。礼儀のようで、礼儀でない。不可思議なアジア圏の文化の一つだと思う。

挨拶は2回させられた。年を重ねる毎に、話す機会が多くなっていく。僕なんかは、人前で話すのが、苦手だったんだが、やる内に普通にこなせるようになった。あらかじめネタを仕込んでおけば、割と話せるもんである。

1次会の参加者が30人で、2次会の参加者が25人もいた。今いる研究室は、2次会に行くのが、普通にあるらしい。飲めない僕にとっては、あまり好ましくない状況である。そして2次会は午前1時まで続いた。

方向が近い人を2人集めて、家まではタクシーで帰った。2人を降ろしていって、自分が最後に料金を支払ったら、2160円もした。タクシーで帰ると高くつく。節約することを考えると、終電の前までに飲み会を終わって、電車で帰るのが、よい気がする。

僕は次の日も、朝9時から働いた。学生は昼から出てきた人もいるらしい。酒に飲まれて、やりたいことの本質を見失ってはいけないと思う。飲んで騒ぐのが本質の人もいるけれど。

2010年4月9日金曜日

同い年の秘書さんに学部4年生と勘違いされる

知り合いの秘書Aさんに、秘書Bさんを新たに紹介してもらったときの話。

まずAさんはこう切り出して、Bさんに僕を紹介した。
「新しく来られた…」
 すると、秘書Bさんは、
「四年生の?」
と言って、最初、僕を学部4年生だと勘違いしていた。

僕は面白がって、
「そうです。4年生の○○です」
と悪のりして、自己紹介した。
Bさんはそれで納得した顔で、Aさんは困惑した顔になった。そのギャップがたまらない。

自己紹介だから、このまま訂正しないのは、まずいので、続けて、
「4年生じゃないんです。修士1年です」
と言っておいた。それでもBさんは信じていたようだ。
徐々に修士2年、博士の学生、と徐々に年齢を上げていった。そして最終的に博士の学生でもないんですとなって、実は助教ですと伝えた。

Bさんには、「若く見えますねー。何歳ですか?」と聞かれたので、28歳と答えた。

そしたらその秘書Bさんは、私も28歳だと、打ち明けた。なんと同い年じゃないか。僕は同い年の秘書さんに、学部4年生(22歳)と思われるとは思ってもみなかった。

昔から老け顔だと言われ、実年齢よりも高く見られてきたが、ここに来て年齢よりも若く見られるようになった。徐々に若返っているような気すらする。運動を継続してやるようになったのが、若返りの分岐点だったな。

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2010年4月7日水曜日

ついに先生になる

今年度から、ついに助教(先生)になった。今のところ、学生と間違われること5回なので、まだまだ威厳がないのだと思われる。年上の事務員の方から、「○○先生」と言われるのは、自分の中で違和感がある。

そして着任後の4月1日からフル稼働して働いたので、あまり余裕がなかった。着任してすぐに、総額1億円弱の大型研究費(今日締切)を申請すると教授に言われた。なので今日までは、[研究計画の作成]と[研究経費の見積]をしていた。どうやら、やってきた研究室は相当忙しそうだ。

教員になると、研究員の頃よりも、仕事の幅がグンと広くなるので驚いた。一人の時間が減って、人と折衝する時間が増えた。まず教員、事務員、研究室学生、学部生と接する時間が増えた。教員会議、学生へのガイダンス、予算申請、経費処理が増え、日中は人に時間を奪われ、研究に使える時間は減る。人が少ない朝10時前や夜7時以降が自分の時間となる。研究に力を注ぎたい場合は、もう1,2年は研究員でもよかった気がする。

よい意味では、権限が大幅に増大したので、自分の意向を反映させやすくなった。一研究員では、研究室の方向性に与える影響は少なかったが、教員となると方向を変えやすい。そして学生も教員の言うことを聞きやすい。また事務の人も協力的になった。総じて、自分のやりたいことを人にやってもらいやすくなった。

総じて、助教は、プレイングマネージャーって感じかな。

色々なことがあったのだが、あまり書く暇がなかった。余裕があるときに、面白い出来事を書いていきたい。
 
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