2010年4月7日水曜日

ついに先生になる

今年度から、ついに助教(先生)になった。今のところ、学生と間違われること5回なので、まだまだ威厳がないのだと思われる。年上の事務員の方から、「○○先生」と言われるのは、自分の中で違和感がある。

そして着任後の4月1日からフル稼働して働いたので、あまり余裕がなかった。着任してすぐに、総額1億円弱の大型研究費(今日締切)を申請すると教授に言われた。なので今日までは、[研究計画の作成]と[研究経費の見積]をしていた。どうやら、やってきた研究室は相当忙しそうだ。

教員になると、研究員の頃よりも、仕事の幅がグンと広くなるので驚いた。一人の時間が減って、人と折衝する時間が増えた。まず教員、事務員、研究室学生、学部生と接する時間が増えた。教員会議、学生へのガイダンス、予算申請、経費処理が増え、日中は人に時間を奪われ、研究に使える時間は減る。人が少ない朝10時前や夜7時以降が自分の時間となる。研究に力を注ぎたい場合は、もう1,2年は研究員でもよかった気がする。

よい意味では、権限が大幅に増大したので、自分の意向を反映させやすくなった。一研究員では、研究室の方向性に与える影響は少なかったが、教員となると方向を変えやすい。そして学生も教員の言うことを聞きやすい。また事務の人も協力的になった。総じて、自分のやりたいことを人にやってもらいやすくなった。

総じて、助教は、プレイングマネージャーって感じかな。

色々なことがあったのだが、あまり書く暇がなかった。余裕があるときに、面白い出来事を書いていきたい。

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