2010年11月28日日曜日

施設係としての助教

4月に異動してからは、助教ではあるが、まるで施設係になったような気分である。

たとえば、こんなことをやっていた。
  • 配電盤のブレーカー交換。発電機を使った停電対応。
  • 蛇口交換。純水製造装置の修理。ドラフトチャンバーの修理。
  • ドアクローザーの修理。戸棚戸車の修理。
  • 高圧ガスの配管。真空ポンプの交換。 
  • 他にも専門的な装置のメンテナンス。
この作業をやること自体は嫌いではない。問題は、研究する時間が減り、労働時間が長くなることにある。 また研究できなければ、研究実績が作れず、上の職位にいくのが難しくなる。他の人にやってもらえば、もっと研究に専念できるのだが。

ということで専任で研究室の設備を管理する人、助手や技官がいてもいい。しかし、大学は冬の時代で、そんな人件費はない。

お金がないなら、学生がやってくれてもいいと思う。ところが、学生はこういう施設補修の仕事はなぜかやらない。まず機器の調子が悪いことに気づかない。仮に気づいたとしても、そのまま放置してしまう。そのセンスは、エンジニアとしては、よくない態度である。そのあたりを訓練させてあげたいけど、このベーシックなセンスは、学習できるのか怪しい。

結局は、今のポジションにいる数年?は、自分でやるしかないか。あと少しで、大体の問題は出尽くして、パターンが類型化すると思う。そしたらもう少しは楽になりそうだ。そんな希望を持っている。

2010年11月3日水曜日

オランダの思い出 自転車

10月の頭にオランダ出張に行ったものの、まとめずに写真を放置していた。オランダで印象に残ったのは、自転車、奇抜さ、自由さ、である。 今回は自転車に焦点を当てたいと思う。

自転車道と車道が分離されているのが、オランダの道路の特徴である。



自転車道だけのところもある。


 交差点で信号を待つ、自転車の集団。朝8時の通勤・通学時間で、自動車よりも自転車の台数の方が多かった。
交差点で待つ集団は、こういうカラクリで待っている。
信号が青になっても、どこを通ったらいいのか、よく分からない。
 風車村でたたずんでいた猫。
 
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