2011年5月31日火曜日

学会発表の原稿準備で見た光明

本日、学会発表で提出する原稿(A4で6ページ)の締切だった。自分と一緒に研究を進めた学生の発表である。もちろん興味があるので、教える自分にも熱が入っていた。学生が持ってくる原稿に、訂正に訂正を重ねた。僕は物腰が柔らかなので、すぐにOKを出すと周りの人には思れがちだ。しかし実際には、研究で要求するレベルはかなり高い。

そんな僕を相手に、学生たちも最後まで頑張ってくれたと思う。学生が同じ質だとしても、スタッフ側の要求レベルが高ければ、学生も頑張ってくれることも多い。スタッフが手抜きだと、学生もだらけることが多い。お互いのやる気は相関があるようだ。いい成果を出したければ、自分のモチベーションを高くして、チェック機構を厳しくする必要がある。これが教員になってこの一年で学んだことのひとつ。

教育効果を考えて、指摘した点を一つ一つ直してもらった。何回指摘されても、くらいついて直してるところは評価できた。 自分が直した方が早く質が上がるのを、ぐっと我慢して修正してもらうのは、骨が折れる。でも研究の質も学生のレベルも上がっていると実感した。

苦労した甲斐もあり、学術論文にできるようなデータが産まれそうな胎動を感じた。これを続けていけば、きちんと研究成果になりそうだ。一年経って、ようやく研究者として世界と戦えるレベルにいけそうな気がしてきた。それまではあまりにも研究が進まず、もうこのまま進まないのかと思って、自信をなくしかけていた。ところが仕事の進め方を学び、なんとか光明がみえてきたのである。

2011年5月29日日曜日

朝から家事をすませていく

平日は疲れていて、家事をする気がほとんどしない。 休日は仕事の負荷が少なく、その分家事をやる気になる。朝から溜まった食器や洗濯物を片付けを始めた。

食器は普通に片付けられると思っていたが、今回は伏兵がいた。乾燥させる棚から食器を収納するときに、ステンレスのボールの中に丼ぶりが隠れていて、それが落下して、急須が割れた。急須はAmazonで注文しておいた。スムーズには終わらない。

洗濯物には手こずった。ベランダに服を干して、乾すのを試みて、昼間で待った。しかしずっと雨が降っているせいで乾かなかった。そこで部屋干しにして、エアコンの除湿を使って湿度を下げ、さらに扇風機を当てて、水が蒸発しやすい環境を整えた。これで数時間放置すると、服に含まれる水は明らかに減ったが、わずかの湿り気は残っていた。完全に乾燥させるのは難しそうだから、諦めて服を畳んで収納することにした。BDレコーダーに録画した番組を見ながら、シャツは5枚分にアイロンをかけた。アイロンがけはとくに問題なく、終わった。

家事とはいえ、ノーミスで完璧にこなすことは難しい。まだまだ精進が必要である。

2011年5月27日金曜日

久しぶりの更新

凄惨な地震の後,何か適切なことを書こうと考えていたが,Blogに呑気に書きつづること自体がはばかられ,何も書けなくなった.しばらく時間が経って,考えがまとまり,身辺も落ち着いてきたので,少しは更新できる.3月13日から5月27日の間,色々気がついた点を冷静な視点で書いていけば,益するところもあると思う.
 
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