2009年12月31日木曜日

ブックオフ巡回時に見つけて気になった本 4冊

12/30にブックオフで見かけた本。20分ぐらい立ち読みしたものの、結局買わなかった。


建築家 安藤忠雄
建築家 安藤忠雄
posted with amazlet at 09.12.31
安藤 忠雄
新潮社
売り上げランキング: 13119
おすすめ度の平均: 5.0
5 職業人として、自分たちは社会に対して何が出来るのかを考えさせられる
4 すごい人はすごい、そう考えさせられる「建築家 安藤忠雄」
5 流石でございます。
5 強かなたくましさ
5 自伝というよりも“闘争記”。

安藤忠雄氏の本は、育ち方、学び方、仕事への取り組み方、事務所の運営方法などが独特で面白かった。


単純な脳、複雑な「私」
池谷裕二
朝日出版社
売り上げランキング: 303
おすすめ度の平均: 4.5
5 「脳本」では出色の出来では
5 無意識を見える化していくと
5 脳研究者が語る分かりやすい最新の脳科学
1 間違っている。
2 単純な池谷の心、複雑な脳

池谷裕二先生の本は、「最先端の脳の研究」と「研究スタイル」の紹介で、いつも通り読み応えがあった。


「科学者の楽園」をつくった男―大河内正敏と理化学研究所 (日経ビジネス人文庫)
宮田 親平
日本経済新聞社
売り上げランキング: 285228
おすすめ度の平均: 5.0
5 日本の科学の祖
5 今の研究者が一番行きたい場所
4 日本科学の黎明期を支えた理研と科学者たち
5 日本科学の黎明期を描く。素晴らしい本

日本の科学史が説明されている本。あの湯川秀樹博士が奥さんに「中間子論」のアイデアの論文を早く書くように急かされたエピソードには、共感した。


ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!
エリヤフ・ゴールドラット
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 4361
おすすめ度の平均: 4.0
5 わかったつもりにならないことが大事
4 良書だが、実践的でない
4 TOCの思考性をテーマにした本
2 ザ・パックンチョでは?
4 言いたいことは分かりますが、少しまとまり感がない

エリヤフ・ゴールドラット博士の本は、シンプルさについて解説する本と思いきや、様々な経営の改善事例の紹介だった。「ゴール」に比べると、フォーカスがされていない印象。

ブックオフは「ビジネス書」や「人文系の書」が多い一方で、「サイエンス系の本」が少ないから、自分にとっては、なかなかいい本の出会いが少ない。サイエンス系で、よい本の発掘効率という意味では、大学の生協が一番高いのかも。

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