2009年12月27日日曜日

2009年のまとめ

まず去年の話から。2008年は、MITアメリカ一色だった。2008年1月にボストン、MITに見学に行った。それから研究することを決めて、手続きを開始し、手続きには2ヶ月以上かかった。MITで研究したのが、2008年8月から11月まで。アメリカから帰ってきたのは、2008年12月の初めだった。つまり一年を通じて、アメリカに携わっていた。

2009年はほとんど日本にいて、こんな感じで力を費やした。

2009年で力を使った項目
  • 1月 博士予備審査
  • 2~4月 就活
  • 5~9月 博士論文執筆、国際学会、博士本審査
  • 10~12月 研究、論文執筆、公募

迷いながら進んだ2009年だった。特に2~4月に渡って就活をやったことが、一番の迷いを象徴している。

1月
博士論文の予備審査があったが、アメリカにいて殆ど準備できていなかった。死ぬ気で準備することになった。あれはきつかった。

2~4月
就活には、約3ヶ月費やした。研究には殆ど役に立たなかったが、3つの役立つ視点を得た。
  1. 「企業の研究開発」について理解が進んだ
  2. 企業を調べた結果、大学や国の研究所に行きたいという気持ちがはっきりした
  3. 就活の大変さを身をもって知った。就活と研究が両立できないことを知った
就活というのは、本当にエネルギーが取られるものだ。内々定をもらうまでに、1社で最低3回は面接がある。そして博士で就活する場合は、ほとんど仲間がおらず、疲れが溜まった。集中して研究をしていたら、もっとよい博士論文が書けたろうと思う。研究が殆どできなかったのが悔しかった。

5~9月
企業への就活は終戦にし、博士論文のまとめをした。長い研究であったが、うまく整理することができた。博士論文を書いたことが自信になった。ただ自宅で執筆していたときは、夜3時に寝ることがよくあって、生活リズムはよくなかった。

10月~12月
研究が順調だった。少しでも博士論文での悔しい思いを晴らすことができた。論文も一本は投稿できた。もう一本分の論文執筆も、もうすぐ終わりそうだ。研究力がついたことを、実感している。

今年の漢字
今年1年を一字で表すと「迷」かな。実りも多かったが、自分の迷いが一番印象に残った。ちなみに2008年は「米」としたい

2010年
来年は、研究もやりつつ、教育・雑務もこなすことになるだろう。それでもなんとか研究の第一線で踏ん張りたい。

2 コメント:

しろねこ さんのコメント...

2008年はなんでこめなの?と思ったけど
ベイね。
納得........

Moemoe さんのコメント...

それで正解です。少し考えれば、分かるようになっています。

 
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