それで昨日、博士の予備審査が終わりました。これが終われば、博士の本審査が半年後か一年後に受けられて、無事に博士号が取得できそうです。
発表のときは、研究のできていない部分をひたすら責められるのかと思っていましたが、やったことが評価されたので、拍子抜けしました。休日もなく、自宅でも働いていたことが報われたわけです。
評価されたポイントは、
- 研究の意義が分かりやすく、意味があることだと思ってもらえた点
- 研究の論理構造が分かりやすかった点
- 定性的ではなく、定量的に取り扱った点
- 正確な表現
でしょうか。すべて博士課程に入ってから意識しはじめたことです。修士のときには、できていませんでした。よく考えると、よい学術論文は、同じ特徴を持っている気がします。
ここでワークライフバランスに関して、書いておかなければいけないことは、僕にとっては、生活の大半を研究に使わなければ、人々の驚くような結果が得られないことです。適当に一日数時間だけ働いて終わらせていると、僕の実力では、人々の驚く結果が得られません。 これは問題です。
土日もなく、毎日10時間以上、研究に注力するのは、よかれわるかれで、研究はすすむものの、日常生活がくずれていきます。部屋や机の上が異様に汚くなったり、身だしなみに気を遣う時間がなくなったり、運動する時間がとれなくなったり、ストレスによって食べ過ぎたりします。この生活態度では、何かがいつか破綻しそうです。それでも研究で一流を目指すなら、やれるだけのことをやる必要があるんでしょうね。
しばらくは日常生活を適正状態にすべく、日常を過ごしていきたいと思います。いつかワークライフバランスが適正に取られることを目指しています。
2 コメント:
予備審査お疲れ様でした。
忙しかったようですね。
時間が取れるようになったら、
ブログも更新して下さい。
楽しみにしています。
匿名さん、
時間が取れるようになってきたので、少しずつ更新していこうと思います。アメリカにいたときの方が、日本にいるときよりも、時間があったような気がします。
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