2009年1月12日月曜日

昨年6月末に書き始めた論文を、昨日ようやく投稿する

週末は土日も自宅で働きまして、ようやく論文の投稿を終了しました。今回の作品は知恵と努力の結晶です。昨年6月末に書き始めて、ようやく昨日投稿したところです。最初は、データをどうまとめるかに四苦八苦し、なんとか書き上げた後は、内容をチェックしてもらうのに時間がかかりました。そして最後は、論文の形式をそろえるのに時間がかかりました。

実験データをまとめるのには、苦労しました(昨年6月末~8月末)。これには2ヶ月近くかかりました。なぜなら誰もやったことがない領域で、データをどのようにまとめたらよいのか、参考にすべきものがなかったからです。何十回もグラフを書き直しましたし、適切な表現形式を選ぶために、本当に頭を使いました。

こう苦労して論文を書き上げた後は、内容チェックに時間がかかりました(昨年9月~今年1月初旬)共著者が4人いて、全ての人に内容を確認してもらったのに加え、ネイティブに英語のチェックを2回頼んだからです。このやりとりには4ヶ月強を要しました。これでも催促して、催促して、内容チェックを急がせた結果です。ここはなんとか短くしたいところです。

なぜ4ヶ月もかかるかというと、内容の整合性をとるために、直列にこなしていく必要があり、一人ずつ依頼していくのが主要因です。もしこのプロセスを並列にできるなら、1ヶ月もあれば、論文を書いた後のチェックが終わるはずです。このプロセスを短くするのは、今後の課題です。

最後は、論文の形式をAIP(American Institute of Physics)形式にそろえるのに、1日程度を要しました(土日)。今回は参考文献リストを出力させるのに、Endnoteを使って、指定の形式に自動で出力させました。もし使わなかったら、手動で全部修正する必要があって、倍以上の時間がかかったはずです。Endnoteはうまく使えるようになると、本当に便利です。使っていない人は、ぜひ使ってみることをお薦めします。

この調子で、どんどん研究内容を論文にして、発表していけるとすばらしいですね。ただ、もっと早く投稿できるようにするのに、内容チェックの時間短縮という課題が残りました。

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