2010年2月5日金曜日

ソフトウェア敗戦を体感する

生協にソフトウェアカタログというものがあって、研究室で使いそうなソフトウェアの一覧が載っている。そこにはほとんど日本製のソフトはなく、日本のソフトウェアの弱さを体感できる。

OSに始まり、ワープロソフト、表計算ソフト、CAD、統計処理、画像処理、コンパイラはアメリカ製。日本製のソフトで使いそうなのは、一太郎、ATOKぐらい。結局アメリカのソフトウェアを買うことになる。おまけに同じソフトでも日本の価格は、アメリカの価格よりも2~3倍する。日本人はぼったくられてると思う。

そしてアメリカにソフトで負ける状況は続いていく。なぜなら現在の教育システムでは、ソフトウェアよりもハードウェアを重視するようになっているから。あともう2世代ぐらい入れ替わったら、ソフトウェアの重要性が分かる人が社会の上層部にいき、教育も変わってくるのかな?と思う。

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木村 英紀
日本経済新聞出版社
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