2008年12月6日土曜日

60時間論文マラソン

12月3日に、帰国後初めて大学に行きました、と、そのときいきなり48時間後に締め切りの原稿を抱えてしまいました。その日の午前11:30に先生と話した結果、アメリカで行った研究を元に、12月5日午後7:00締め切りの原稿を出すことになったからです。以下やったことを時系列で書いておきます。

3日は、あまり筆(キーボード)をとらずに、論文の論理構成を練るのと、共著者に連絡するに時間を使いました。さらにその日はどうしても実験をする必要があって、あまり論文に時間を割くことはできませんでした。飛行機に乗っていたときの疲れもあり、夜11時にはどうしても眠気を抑えられずに寝ました。

4日の作業量が一番多く、内容量がぐんぐん増えたときです。書きやすいところから書いて、適当な英語でもいいからとりあえず埋めるという形で、内容をどんどん埋めていきました。大学に朝8時から夜8時までいて働きまして、その後、自宅に帰った後からもずっと論文を書き続けました。さすがに夜12時には、眠くなりすぎたので、少し仮眠をとりました。

5日は、内容のブラッシュアップの日でした。午前2時に仮眠を終え、少し寝た結果なのか、頭の回転が少し速くなっていました。それからまた作業を続けて、午前5時に初稿を完成させました。その初稿をアメリカの共著者に送って、内容のチェックをしてもらいました。そのチェックの間、午前5時から9時までは寝ました。アメリカと日本との時差は使いようによっては、ものすごく楽ですね。
  • 9:00-15:00は、初稿の改訂でした。朝9時に起きると、内容をチェックされた原稿が届いていたので、それを元に再度書き始めました。残念ながら9:30-13:00までは、大学の授業に行っていて、作業はあまり進みませんでした。ようやく13:00から作業を再開し、15:00に最初の改訂は終わりました。
  • 15:00-18:00が、第2稿の改訂です。第2稿を15:00に、先生へ提出し、その修正原稿を16:00ぐらいに受け取りました。18:00まで、その先生のコメント通りに修正しました。これで第3稿です。
  • 18:15-18:45が英語のネイティブチェックでした。それを終わって第4稿です。
それで投稿を完了したのが18:55ぐらいで、なんとか19:00の締め切りに間に合いました。

時間配分はまあまあよかったかな?という感じでした。この短い間に3人のチェックを直列で受けて、第4稿までブラッシュアップできたのが、要領がよかった感じです。睡眠時間が6時間ずつは確保できたのは、悪くないです。ただ生活をメンテナンスする時間はほとんどありませんでした。運動の時間を全く確保できませんでしたし、洗濯も料理も全くやりませんでした。たとえ生産性が高いとしても、このリズムで毎日過ごして、生活すことはできないでしょうね。

今回よりも、もっとうまくやろうとしたら、作業スピードを早くすること(英語の書くスピード、絵を描くスピードを上げる)、事前の仕込みをしっかりやっておくこと(論理構成を考えておく、データを加工して使えるようにしておく)ことが重要そうです。これらはまた次の課題ですね。

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