2009年5月16日土曜日

任*堂落ちで終戦→アカデミックに切り替え

最後に受けていた企業、「任*堂」も二次面接で落ちました。ここに落ちたことで、またアカデミックで一旗あげてみるか、という気持ちになりました。

面接での敗因は、次のDSやWiiに関しての質問にうまく咄嗟に答えられなかったことです。
  • 「DSやWiiの中身(プリント基板)に関してどう思う?」
  • 「DSの中身を自分ならどうしたいですか?」
なぜ答えられなかったかというと、ここ数年は、ゲーム機にあまり触ってなかったからです。加えて最近は、ipod touchや音楽に面白みを感じていました。それで任*堂のゲーム機に関する質問に答えられないのは無理もないことです。結局は、ゲーム機に対する思い入れが弱かったのが主要因でしょう。なので、たとえ入れたとしても、真剣には仕事に取り組めなかった可能性が大きいです。客観的に考えて、ゲーム機に対する想いが足りなかったでしょうね。

ところで、この会社は博士に対して、差別がなくて、フェアだったと思います。2人の先輩も博士を卒業して、入社していました。僕も少しでも選考を先に進めることができました。博士に差別がない会社は貴重なので、よい会社です。

「任*堂」を受けて良かったことは、「任*堂」について詳しく知ることができたことです。受けるに際して調べた以下のようなことは、無駄になっていません。
  • 任*堂のビジネスモデル
  • なぜ技術力があまり高くない「任*堂」が多くの利益を出せるのか?
  • 任*堂が利用しているHon Hai (ホンハイ) って何?
  • 任*堂がサプライチェーンのどこの部分を担当しているか?
  • 枯れた技術の水平思考とは?
  • 娯楽産業の特徴は?
自分なりに答えが出ました。振り返ってみると、関心は任天堂のビジネスにあって、ゲーム機の技術的なことに関しては、あまり興味を持ってませんでしたね。また2人のOBに会って、任*堂の裏側を詳しく知られたりしたのが、有意義でした。

これからは、またアカデミックな側に立ち戻って、頑張っていこうと思います。ここ数ヶ月の心の動きの変遷は、激しかったです。途中からは、自分が企業向きの人材でないと気がつきながらも、安定を求めて、ずるずると就職活動を続けていました。今後も安定を求めることは変わりませんが、しばらくはアカデミックなポジションを探します。

2 コメント:

ittadao さんのコメント...

任天堂の裏側かぁ。すごく面白そうだね!
就活は会社見学の要素はものすごく強いから
そういう意味では大人の社会見学です。

再びアカデミックですか。
一緒に盛り上げていきましょう!

Moemoe さんのコメント...

ittadaoさま、

任天堂の裏側はやはり面白かったです。本社や工場に行けたのは、よい経験でした。

さて僕にとって、よい社会見学になりました。会社は、やはり大学とは、哲学が違いました。「仕事は面白くない」というのが、ほとんどの人の見解でありました。これはすごい残念ですね。

再びアカデミックです。盛り上がるような研究をやっていけたらいいですね。ありがとうございます。

 
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