2011年2月11日金曜日

超有名企業の会長の講演は

約70歳の超有名企業の会長が、大学で講演をした。中身は経済学者が提案しそうな、今後の日本がやるべきことという漠然としたテーマ。この講演は、パワーポイントを使わず、用意した原稿を朗読するスタイルだった。会長は座りながらしゃべり、話のトーンの強弱は少なく、身動きはほとんどしなかった。板書もしなかった。いまどきではかなり珍しいスタイルである。

でも自分にとって、このスタイルには不満足だった。まず話に抑揚がないと、長時間は聞いていられない。また視覚を使わないと、情報量が足りず、内容に満足できない。

もう少しやり方がよければ、納得できたかな。やはりグラフやチャートは視覚で見えた方が、説得力がある。結局、要職にいる人が、満足する発表ができるともいえない。また逆に、満足する発表ができる人が、要職につけるわけでもない。どちらとも言えないですな。

0 コメント:

 
Copyright 2009 Life After MIT のんほい生活. Powered by Blogger Blogger Templates create by Deluxe Templates. WP by Masterplan