2009年12月12日土曜日

博士課程進学を勧めるイベントと責任問題

大学が主催する博士課程進学を勧めるイベントがある。大学の先生なら、博士課程の学生が多い方がうれしい。だからそのような勧誘のイベントは定期的に発生する。しかし「立場が上の人」は、責任を取られないものを、若者に勧めてはいけない。

僕自身は、責任が取られないと思っているので、博士課程進学は他人に勧めないように決めた。現在、博士号を取っても、この国では明るい未来があるわけではない、と思う。期待値や投資効率を考えたときに、高いものではない。だから現在博士進学を考えている人には、むしろ再考を促す。

「勧める人は責任を取る必要がある」というのが僕のポリシーだ。20, 30年前なら、大学のポジションには空きがあったから、博士取得後に大学に残りたい場合、先生になりやすかったため、勧誘するのは、まあありだろうと思う。しかし現在は、そのルートが確保されているか?と言ったら、かなり怪しい。責任は取られないと思った方がいい。

そして勧誘イベントの講演者は、どういうロジックで勧めにかかるのか、見物である。おそらく定量的な議論は少なく、定性的な議論に終始するだろうと踏んでいる。そして大活躍する先輩(外れ値)をピックアップするはずだ。しかし刮目して、平均値に着目しなくてはいけない。

ままと言っても、自分自身は、博士課程に来たことに満足している。責任を取られないから、勧めないというだけだ。

健康診断の結果は良好

痛い思いをして採血した、あの健康診断の結果が返ってきた。ある一つの項目を除いては、すべて基準内だった。医師からは問題ないと判定された。

ここで1つだけ基準内に入らなかったのは、中性脂肪の値。50~149 mg/dlが基準範囲のところ、34 mg/dlを叩き出した。この低すぎる値には、心当たりがある。原因は、ほとんど脂質を取っていないのと、ほぼ毎日運動しているからだと思う。となると、アスリートは、中性脂肪の値が低い傾向があるんじゃないだろうか。

中性脂肪が低いが、至って健康なので、脂肪の基準にどんな意味があるのかは分からない。しかし変な不安は残った。

2009年12月8日火曜日

公募敗戦の弁

「1ヶ月前に出した助教の公募の落選通知」を受け取った。なんと今回は面接にも届かなかった。

敗因は業績にあり、と読んでいる。分野は合っていたと思い、研究計画はしっかり書けたはずなので、あとは業績が足りなかったと思う。応募者が多く、競争が激しかったかな。年齢層が一回り高い人たちが通過したみたいだ。

また新しいところに公募を出して、さらに業績を稼がないといけない。明日も戦略的に過ごそう。

2009年12月5日土曜日

ローソンの前に立つ猫

家の近くの「ローソンストア100」の入口扉の前に、白い野良猫がいる。見かけたのは、今日で2回目だ。初回は、なぜかその猫は店の中に入ろうとしていて、実際に店内に入ったのを見た。今日は、その猫、扉の前にいたが、店の中には入らなかった。その替わり、店の前にいた男子中高生たちに取り囲まれて、観察されていた。にゃあ。

なんで猫が扉の前にいるのか?そのローソンの前で、食料が手に入りやすいから、と僕は推測している。ローソンの前でカップ麺などを買い食いしている人がいて、猫にあげているのではないかな。世の中には、いろいろな境遇の猫がいるね。

2009年12月4日金曜日

英語論文添削の返却

英文添削をアメリカ人の友達に依頼していた論文が、ようやく返却された。かかった期間は、約3週間だ。もう少し早いと助かるが、好意でやってもらっている以上、あまり催促はできなかった。

大きな文章構造の修正はなく、部分的な文の修正で済んだ。そして3週間空けたあとに、同じ論文を見返してみると、自分でも修正したい部分が見えてくる。自分でも少し手直しをして、1週間以内に投稿する予定だ。

幹の部分、英語論文の構造に関しては、理解が進み、不良の問題が減ってきた。しかし、枝葉の部分、細かい英語の使い分けは、曖昧な点が多く、英文添削は一生受ける必要があると思う。幹と枝葉、両方の表現力を磨き、論文の大量生産体制へと移行したい。

2009年11月29日日曜日

クレジットカード支払いの優位性

クレジットカードが使える店で、千円以上支払うときは、僕は必ずクレジットカードを使う。その理由は3つある。1つめ、持っている楽天カードで支払うと、総額の1%分、ポイントがたまるから。2つめ、支払いが1ヶ月は延びて、その分の利子収入が増えるから。3つめ、小銭でじゃりじゃり支払うのが面倒だから。

でも周りを見渡すと、クレジットカードで支払う人は少数派のようだ。一例として、イトーヨーカ堂でレジを観察していたら、クレジットカードで支払いができるにも関わらず、9割方の人は現金で支払っていた。

これにはアメリカやヨーロッパとは、大きな違いを感じる。アメリカのスーパーで、現金で支払っている人は、見かけることが稀だ。クレジットカードが使えないスーパーはほとんど存在しなかった、と思う。そして電車の乗車券は、クレジットカードで買えたりするし、レストランのチップもクレジットカードで支払えたりする。 僕にとっては、わりかし便利だった。

合理的に考えると、クレジットカードの支払いの方が、現金支払いよりも優位だと思うが、何で広まらないんだろうか。


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2009年11月28日土曜日

実験の調子がよくなってきた

土曜日であるが、いつものように午後から大学に行き、約6時間、実験やら、調べ物をした。大学の構内では、銀杏がよい色をしていた。まだ少し緑が混じっているけど。銀杏の葉は、すでに落ち始めていた。一週間もすると、見られなくなってしまうかも。銀杏の旬は短い。
最近の実験は、やればやっただけ進む。大きな原因は4つある。まず(1)当たりそうな仮説が思い浮かぶことと、そして(2)身体が思ったとおり動くこと、さらに(3)細かい点に気がつくこと、最後に(4)詳細な実験記録が残せていること。

以下はその原因について、詳しく記述する。

(1)今日も自分の考えた仮説通りに、実験がうまくいった。それは英語の情報源を理解して、論理的にうまくいきそうと思ってからやった実験だ。英語で現象の背景をきっちり勉強しておけば、有効な仮説をスクリーニングできて、無駄な実験が減らせる。こういうロジックをおさえた実験は、欧米の人は得意で、その姿勢は見習わないといけない。

(2)身体がよく動く。これは有酸素運動を取り入れて、意識的に心肺系を鍛えるようにしたからだと思う。心拍数を160-170まで上げて、心肺を鍛えれば、日常で疲れにくくなる。

(3)細かい点に気がつくのは、実験に集中できているからだろう。色々考えた末、研究に集中するのがよいと思ったので、Just do itの境地に至り、バリバリ進めている。

(4)詳細な記録が残せているのは、やった実験を無駄にできないという思いが強くなったから。時間に対する逼迫感からきている。記録を見返すことで、(1)のよい仮説にもつながる。我ながらよい習慣が持続できていると思う。

心身の調子がよいときに、はりきって働こうと思う。それにしても、調子がよくなってきたのは、東京に来て、3年半たってからで、遅すぎた春だ。ボストンにいたときも、調子がよかったけれど。調子のよい状態が生み出される原理を解明し、意識的に作り出せれば、サイエンスになるかな。
 
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