2009年2月14日土曜日

思考と行動の分離 -面接の前に想定される質問を考えておく-

「脳が教える! 1つの習慣」という本によると、人は質問をされると、脳が働き始めるとのことです。働き始める前や、面接前に、想定される質問をされておいて、頭を動かしておくことが重要だと思います。面接で考え始めると、間に合わないと思います。またその場しのぎで受け答えすると、整合性がとれなくもなります。

よく言われていることですが、入社面接では、 以下の質問が想定される質問です。
  • なぜ企業ですか?大学ではだめですか?
  • 研究職じゃないのはなぜですか?
  • なぜこの業界ですか?他の業界ではだめですか?
  • なぜこの会社ですか?他の会社ではだめですか?
  • 10年後は何をしていたいですか?
これらが聞かれても、即座に答えられる必要がありそうです。ということで面接前から、事前に考えておきます。そして本番の受け答えで、いかに他の人と差をつけられるかが勝負ですね。
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逆に、この質問を大学院の研究室に進学するときにも適用できると思います。大学院入試の面接で以下の質問をして、それに答えられなければ、落とすとかしてもいいかもしれません。落とさないにしても、質問を通じて、もっと学生のキャリアプランが明確になると思われます。

  • なぜ大学ですか?企業ではだめですか?
  • 研究職なのはなぜですか?
  • なぜこの研究分野ですか?他の研究分野ではだめですか?
  • なぜこの先生ですか?他の先生ではだめですか?
  • 10年後は何をしていたいですか?

実際に、大学に適用するのは少し難しいかもしれません。なぜなら大学の研究室は、人手不足で、学生の売り手市場なので、落としてしまうと、研究室を運営していくのは難しいからです。


事前にいろいろと考えておきたいので、見かけたら質問してみて下さい。
脳が教える! 1つの習慣



ロバート・マウラー
講談社
売り上げランキング: 1043


おすすめ度の平均: 4.5
3 小さなことからはじめましょう。
5 読みやすいです
4 面白かったです。
5 繰り返し読みたくたった本です
5 小さな習慣が格差を生む


2 コメント:

ittadao さんのコメント...

これは準備をしておくってことの重要性だね。この準備の精度とバラエティーの充実のために、事前に模試受けたり本命の前の練習面接を受けたりするよね。

バレンタインということで考えてみると、本命にチョコを渡す前に、事前に別の人で練習しておいたほうがいいのかな?ま、質問はされないと思うけど。

で、予想質問をいくつか。
・あなたが入社することによって得られるメリットは?
・今までで(博士課程で)最も大きな成功と、最も大きな失敗について教えてください。
・あなたが尊敬する人は?
・あなたの仕事は?
・採用するに当たってあなたでないといけない理由は?
・あなた(周囲の人)はあなた自身をどういう人間だと思いますか?

Moemoe さんのコメント...

ittadaoさん、

コメントありがとうございます。そうですね。準備は大事だと思います。

高校までは、周りの先生が事前に準備運動する環境を整えてくれました。しかし今は自分で、練習できる環境を準備する必要がありますね。

チョコを渡す練習は、どうでしょうね。バレンタインでは、たどたどしさが残っているぐらいが気持ちが伝わる気もしますね。

そのような難しい質問もされそうですね。入社のメリットを言いたいときは、博士が、同世代ですでに働いている社員と比べて、優位な点を示す。さらに他の博士に比べて優れている点も意識しないといかんですね。

↑これは論文を書くときの作業に似てるような気がしました。

 
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