2010年7月27日火曜日

守備範囲広がる

仕事の守備範囲が広くなって、割と忙しい状態になっている。というわけで、Blogの更新もさぼり気味だ。

学生やポスドクのときは、自分の研究を中心に考えていて、とくに問題はなかった。(周りのことを考える学生だったら、もっとよかったけれど。)その分、自分の研究は深く、迅速に進んだ。また自己中心的に進める時期がないと、大研究はできないと思う。

翻って現在、自分だけで実験をする時間はない。実験をするときは、教育も兼ねて、学生と一緒に研究を進める。原理をゆっくり説明しながらやるので、進みはのろのろになる。大学では、研究の進展よりも、学生の成長に喜びを見出さないと、やっていけないところがある。研究を迅速に進めたいなら、教育義務が少ない研究所がいいだろう。

また研究室の学生から、レスキューを求められると、教員である以上、一緒に考えたり、実験したりせざるを得ない。相手が少ないときはいいが、それが10人にを超えると、求められる知識の量が増え、範囲も広くなる。聞かれて、分かりませんでは、教員のプライドが許さない。そうこうして、勉強する量も膨大になり、忙しくなる。諦めたら、楽にはなるが、あんまりいい選択肢には思えない。

2 コメント:

maico さんのコメント...

頑張りすぎない程度に頑張ってください。

Moemoe さんのコメント...

maicoさん、

どうも。ひとまず繁忙期は過ぎました。身体をこわさない程度に頑張ります。

 
Copyright 2009 Life After MIT のんほい生活. Powered by Blogger Blogger Templates create by Deluxe Templates. WP by Masterplan