湖西市(こさいし)は、静岡県の最も西に位置する市である。旧浜名郡の一部で、1972年市制施行。自動車工業、農業、トヨタグループの始祖の町として有名。(Wikipediaから転載)
またスズキの湖西工場を始め、メーカーの工場が多く、お金がある自治体である。住んでいるところに比べて、グラウンドや体育館が立派なのが、よく分かる。
湖西市から見た浜名湖 本日は曇り
道中、愛知県道・静岡県道3号豊橋湖西線を走っていると、「豊田佐吉記念館」の看板が目に入った。特に計画をしていたわけではなかったが、寄り道をすることにした。ここで半年前に読んだトヨタ伝という本に、豊田佐吉記念館の話が書いてあったのを思い出した。トヨタグループの社員は、ここに研修に来るらしい。
豊田佐吉記念館は、トヨタグループ創業者 豊田佐吉の生誕120年を記念して、佐吉の生誕の地に1988年10月に開館。佐吉の生家を中心に、佐吉が発明した数々の織機やゆかりの品々を展示。自動織機の発明にとどまらず、自動車をはじめとする日本の産業の発展に努力した、佐吉の志、情熱を感じ、親しんでいただけます。(http://www.toyota.co.jp/jp/about_toyota/facility/11.html)
朝9時近くに、中に入ってみた。
豊田佐吉記念館 入口
母屋
展示室内にある豊田佐吉23歳のときに作った「豊田式木製人力織機」。館内には4,5台の織機が展示されている。23歳でこんな機械を作ってしまうのだから凄い。
裏山も見学でき、展望台もある
展望台から眺めた湖西市と浜名湖
豊田佐吉生家
周辺の景色 田園風景
近くでは、くわがたとカブトムシも売ってる 5,6匹で500円だった
志が高ければ、道はある程度、切り開かれるという好例を見た。ただしモチベーションが高い人が湖西市に産まれたのが不思議だ。豊田佐吉は、なぜこの湖西市から、世界を目指そうとしたのか、謎は解けなかった。そのような人は、どうやったら、産み出せるのだろうか。
この豊田佐吉記念館は、最寄りのJR鷲津駅から2kmあり、行きにくい場所にあるが、無料で、綺麗に整備されているので、寄り道で行くのはお薦めである。織機は工学を学んだ人には興味深いと思う。
posted with amazlet at 10.08.08
読売新聞特別取材班
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